2014年3月6日 – 東京 – 本日ニューメリカルテクノロジーズ株式会社は NtInsight® for OpRisk 最新版 8.2.6 をリリースしました。NtInsight® for OpRisk は先進的計測手法(AMA)の1つである損失分布手法(LDA)によってVaR算出を行うオペレーショナル・リスク管理システムです。
2012年6月15日 — シンガポール
RiskMinds Asia では、既に日本国内で多くの導入実績がある NtInsight®を出展し、アジア各国のリスク管理担当者の方々に紹介します。Numerical Technologies Pte. Ltd.は、アジアを含むグローバル市場に向けた製品開発とマーケティングを行います。
2011年8月26日 – 東京 – 本日ニューメリカルテクノロジーズ株式会社は従来の金融リスク管理システムの製品名をNtInsight® へ変更しました。それに伴い、個別の製品名もそれぞれの主な機能を反映するよう改名され、より分かりやすくなりました。本日リリースされたNtInsight® 最新版8.0 では、ユーザーインターフェースも一新しました。
2009年12月22日 – 東京 – 当社はNumerical Technologies Magnitude® 最新版 1.1.2 をリリースしました。Numerical Technologies Magnitude® は日本の主要銀行から高い評価を得ています。本製品は、先進的手法を目指す金融機関向けのオペレーショナルリスク管理システムです。 Numerical Technologies Magnitude® 最新版1.1.2 では、Harrell-Davis 統計量による、VaR 算出の平滑化機能を実装しました。
2007年5月7日 – 東京 – 当社はオペレーショナルリスク管理先進的計測手法(AMA)への対応を前提として開発したNumerical Technologies Magnitude® の出荷を開始致しました。本製品は, 株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ様で採用されました。当社製品Operational Risk Browserの後継製品となります。
2005年3月 – 東京 – オペレーショナルリスクに関する強い理論モデル指向は国内も海外も、すっかり冷めてしまいました。もちろん、規制当局から、「オペレーショナルリスク管理を推進する議論をフレームアップしたい」、という強い意図が伝わってきますし、そうした事情に理解もするので、オペレーショナルリスクの計量化自体におつきあいはするわけです。我々もオペレーショナルリスクをEVTとモンテカルロ法を使って計算するシステムを提供する会社なのでついていきたいとは思います。しかし、申し上げにくいけれども、これは無理筋です。 我々のようなリスク計量技術の専門家にとっては、高度でも難しくても、システムを作ること自体は問題ありません。しかし不確かなデータ、稀なイベントという現実に対して嘘はつけないのです。技術屋の立場からオペレーショナルリスク計量化理論を見ると、高級そうな数式を使うからもっともらしく見えるだけなので、「これではわけがわかってない金融機関の人が信じてしまうかもしれない」との思いがよぎり、良心が痛みます。オペレーショナルリスクの計量システムというのはそんな存在、なんとか分布もかんとか理論も本質とは関係のない、数式の形をした法律文書なのです。もし背後の数式に深遠な意味があると考える人がいれば、それはモデルリスク。きっと内外問わず「先進的金融機関」の方々も同じ思いだと思います。 確かに少し前まで理論万能主義を唱える論調が民間の一部にあったことは事実です。しかし今や火元である元 Earnst & Young と元 Bankers Trust の人々はどこかにいってしまい、オペレーショナルリスク管理システムのベンチャー企業 OpVantage は結局 Fitch に買収され(現在 OpVantage は同じく Fitch に買収された Algorithmics と協業中)、海外のコンサルタントやベンダーも大きな商売にならないので真面目に取り組んでいるとは思えません。こうしたケース(不発に終わった金融テクノロジー)の常として、成れの果てを統計ソフトベンダーの片隅で見ることがある程度であり、その先にある未来も予想してしまうのです。 こうした事情により、内部モデルによるオペレーショナルリスクの計量化手法が、政治ではなく実質的な意味で自己資本比率規制に耐えうるほど昇華するとは目先考えられないのです。我々はリスク管理システム専業のメーカーなのですから、それでもなお、文句を言わずに金融機関を支えていかねばなりません。
2002年3月11日 – 東京 – 三菱信託銀行様ほかとの共著で掲題書籍を出版しました。本書は2001年7月23日に行ったオペレーショナルリスク管理セミナーの配布資料を下敷きに大幅に加筆修正したものです。 「オペレーショナル・リスクのすべて」 三菱信託銀行オペレーショナル・リスク研究会編 2002年3月11日発売 3,400円 東洋経済新報社
2001年7月23日 – 東京 – 於 大手町サンケイプラザ4階ホール
講演概要
このセミナーでは、主にデータ整備と運用を念頭においた実務的・実際的な内容をまとめてみました。規制関係では2005年予定のバーゼル合意修正関係の話題を、システム面では、トップダウン、ボトムアップ、SCA、EVTなど各種手法に対応した、OperationalRisk BrowserTM の実機デモンストレーションを行いました。当日は約260名の皆様にご参加を頂きました。