~経済価値ベースのソルベンシー規制に向け、内部管理モデル高度化を促進~
2023年6月30日 – 東京 – ニューメリカルテクノロジーズ株式会社(本社:東京都港区)は、住友生命保険相互会社(本社:大阪市中央区)のNtSaaS®をアップグレードしました。両社はこれまで金融リスク管理の領域でいくつかの機能開発を行ってきました。今回のアップグレードは、2025年導入予定の経済価値ベースのソルベンシー規制を意識した内部管理モデルの高度化を促進する機能拡張です。
住友生命は2001年度からニューメリカルテクノロジーズのシステムをオンプレミスで利用しており、2021年度にはAmazon Web Services上で稼働するSaaS型ソリューションNtSaaSに移行しました。この移行プロジェクトは、同社のクラウドファースト方針の一環として、リスク管理システムだけでなく有価証券を中心とした資産運用部門のシステムもクラウド化するものでした。
NtSaaSの採用により、ユーザーはシステム管理の負荷が軽減されるだけでなく、新機能の利用までの期間が大幅に短縮されます。また、必要なシステムリソースの増強も柔軟に対応できるため、常に最適な環境で利用できます。
住友生命とニューメリカルテクノロジーズは、今後も業務面とシステム面での緊密な関係を保ち、リスク管理のさらなる高度化と効率化を目指します。