創業から12期目にあたる今期(2010年3月期)は前期比-42.9%と大きく売上高が減少しました。これは2007年から2008年にかけて発生した金融危機を背景として当社の顧客である金融機関からの発注が減少したためです。当社では見込み案件が出来てから納品までに平均1年程度かかるため、1年先の業績をかなり正確に予想できます。 過去10年間を振り返っても期初予想をほとんど外しておりません。 今期の場合も期初から売上減少を予想できたため経費を抑制基調とし、黒字で決算を終えることができました。
2010年3月31日 – 東京 – 先端研究施設共用イノベーション創出事業【産業戦略利用】『みんなのスパコン』TSUBAME によるペタスケールへの飛翔・平成20年度戦略分野利用推進~ において、「大規模ALMシミュレーションへのHPC技術の適用」の研究テーマのもと、最大2160CPUコアを使用した並列シミュレーションを行いました。 本研究では最新のHPCによってたとえ現在最大規模の銀行が対象であっても現実的なシミュレーションが可能であることを示しています。 関連する資料「大規模ALMシミュレーションのHPC技術の適用 pdf 1.1MB」はこちらからご請求いただけます。 その他セミナーで配布した資料はwww.numtech.co.jp/resources/presentations-reports/でご確認いただけます。
2010年3月9日 – 東京 – この度、伊藤忠テクノソリューションズ株式会社様のご協力のもと、Windows HPC Server 2008を搭載したグリッド環境においてAltitudeの稼働検証を行いました。本件は、伊藤忠テクノソリューションズ株式会社様からプレスリリースされております。
2010年3月8日 – 東京 – NtRand® の英語版サイトを新たに公開しました。 今後のNtRandの最新バージョンはNtRand® のサイトで公開されます。 特別な理由のない限り、最新版のNtRand® を使用することをお勧めします。ご確認を宜しくお願いします。
2010年3月5日 – 東京 – 当社は PortfolioBrowser® 最新版 1.9.2 をリリースしました。PortfolioBrowser® は統合VaR、即ち、市場リスク、信用リスクに関するリスクファクター間の相関を考慮した上でのVaR算出を行うことが出来るリスク管理システムです。 PortfolioBrowser® 最新版 1.9.2 では、証券化商品(CDO/CLO 等)の評価ロジックの拡張を行いました。
2010年2月15日 – 東京 – 本日ニューメリカルテクノロジーズ株式会社は Numerical Technologies Altitude® 最新版 1.9.0 をリリースしました。Numerical Technologies Altitude® はありのままの経済環境を有りのままに再現することを企図した最先端技術のALM 専用リスク管理システムです。 Numerical Technologies Altitude® 1.9.0 によって以下の事が可能になりました。 ファット・テールな確率分布にもとづくモンテカルロシミュレーション法を実装 リスクファクターの時系列データを元にして正規分布からの乖離値を求める Johnson SU 分布またはパレート混合分布を使ってファット・テールな確率分布を計算、より現実的なVaR を算出
2010年1月25日 – 東京 – 当社は PortfolioBrowser® 最新版 1.9.0 をリリースしました。PortfolioBrowser® は統合VaR、即ち、市場リスク、信用リスクに関するリスクファクター間の相関を考慮した上でのVaR算出を行うことが出来るリスク管理システムです。 PortfolioBrowser® 1.9.0 によって以下の事が可能になりました。 ファット・テールな確率分布にもとづくモンテカルロシミュレーション法を実装 リスクファクターの時系列データを元にして正規分布からの乖離値を求める Johnson SU 分布またはパレート混合分布を使ってファット・テールな確率分布を計算、より現実的なVaR を算出
2009年12月24日 – 東京 – 思えば2008年は大変な年でありました。 “総統は金融危機に大変お怒りのようです” 2009年も大変ではありましたが2008年に比べれば一息ついた年でありました。 “An FT Alphaville Review of 2009″ 私にとって2009年はついに夕刊購読をやめた年です。時間をかけて読む価値がないので日経朝刊も斜め読みに変わりました。日常の情報ソースは WSJ と FT の電子版、それに Podcast の英語メディアと blog になりました。 iPhone と BlackBerry が手放せません。自ら出向いて得たもの以外の日本語情報を信じなくなった年でもあります。私にとって重要なファイナンスやテクノロジーの分野では信頼できる日本語情報が手に入りません。今や9割を英語情報から得ています。きっと第一線でご活躍の皆様も似たり寄ったりではないでしょうか。 改めて目を開けば、金融など実体経済の影にすぎません。世界を変えるのは今でもテクノロジーです。geek な目で21世紀最初の10年間を見たならばまったく異なる世界が見えてきます。 “2000s Decade Recap – Business and Technology” 私は日本国在住の日本人です。だからこそギリシャよりも日本のソブリンリスクの方がよほど気になっております。日本のダメな部分を放っておけば2010年が大変な年になる可能性がある。 2010年、個々人のレベルでは Japanese 属性を減じて Tech 属性へとリスク分散を図る行動が重要となるでしょう。マクロのレベルでは Laffer curve を意識したオペレーション、すなわち日本国内では人気がないと思いますが、周回遅れのレーガノミクスが重要と考えています。そしてその見通しが暗いならば2010年は我々もいよいよ capital flight を始める年でありましょう。
2009年12月22日 – 東京 – 当社はNumerical Technologies Magnitude® 最新版 1.1.2 をリリースしました。Numerical Technologies Magnitude® は日本の主要銀行から高い評価を得ています。本製品は、先進的手法を目指す金融機関向けのオペレーショナルリスク管理システムです。 Numerical Technologies Magnitude® 最新版1.1.2 では、Harrell-Davis 統計量による、VaR 算出の平滑化機能を実装しました。
2009年11月5日 – 東京 – 於 経団連会館2F 経団連ホール
社団法人日本アクチュアリー会年次大会にて、当社鳥居が講演しました。