2021年10月11日 – 東京 – ニューメリカルテクノロジーズ株式会社は、次世代の金融リスク管理プラットフォームであるNtSaaSバージョン2.0を発表しました。本サービスは、2022年1月より顧客への提供を開始いたします。
NtSaaSバージョン2.0は、従来のサーバ/クライアント型アプリケーションに比べ、よりクラウド環境への適用が容易なWebベースのアプリケーションとなり、導入後の顧客の保守負担を軽減します。顧客は、Google ChromeやMicrosoft EdgeなどのWebブラウザから、NtSaaSへアクセスする事が可能になります。
また、生命保険会社の責任準備金の評価で採用されているUFR（Ultimate Forward Rate：終局フォワードレート）の計算処理性能が大幅に向上します。今回の改定は、NtSaaSのプログラムの高速化により実現する事ができました。その効果は計算するデータ量により異なりますが、中規模の計算サーバで10万件の市場リスク計算を処理した結果、改定前対比およそ3倍の高速化を実現しました。
今後もニューメリカルテクノロジーズ株式会社は、性能向上や計測業務の効率化等を含め、NtSaaSの顧客が金融リスク管理ソリューションをSaaS (Software as a Service)で利用するメリットを最大限享受できるよう、様々なサービスを提供していきます。
ニューメリカルテクノロジーズ株式会社は、最先端の金融リスク管理ソフトウェアパッケージ製品の開発・保守サポートを提供するソフトウェア開発会社であると共に、高機能コンピューティング(HPC)、並列モンテカルロ・シミュレーションおよび金融モデリングに高い知識と経験をもつコンサルティング会社としての側面をもちます。